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動き出した日産! 原点回帰!? フェアレディZが2021年ついに生まれ変わる!!

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いよいよ日産が動き出した! 決算会見の場で示された2021年末までのニューモデル投入計画で、新型フェアレディZの存在が明らかにされた!

 

 販売不振にあえぐ日産だが、このタイミングでの発表に驚いたファンも多いのではないだろうか。しかし、内田誠社長による「スポーツカーに力を入れる」というプレゼンもあり、その登場は間違いのないものとなった。

 

 今回はBCスクープ班がつかんだ、最新の「新型フェアレディZ」の情報をあますとこなくお届けしたい。

 

 

■苦境の日産が新たに打ち出した次代への計画

2020年5月28日に開催された日産自動車の決算会見。ここ最近、グローバルでの業績が低迷しているだけに、どのような今後の施策が示されるかに注目が集まった。

 

 決算の数字についてはここでは触れないが、会見中、注目したのが「NISSAN NEXT」と銘打って示された2023年度までの4カ年計画だ。その基本となるのが”選択と集中”。

 

 CセグメントDセグメントのいわゆるミッド〜ラージクラス、EV、スポーツカーをグローバルなコアセグメントと位置づけ、集中投資を行っていくという。

 

 これと同時に、会見に臨んだ内田誠社長は「これまで国内市場を軽視しているとの指摘をいただいてきたが、ホームマーケットである国内市場については、改めて力を入れていく」と、国内に向けた強化を明言した。

 

 具体的には、2023年度までの4カ年計画では、

●新たにEV 2車種の投入
e-POWER搭載車を4モデル投入
●電動化率60%を目指す

という。

 

 さらに2021年末までの今後18カ月で12の新型車をグローバルで投入することを明言。これを「NISSAN NEXT From AtoZ」として紹介映像を流したのだ。

 

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日産の決算会見の最後に流された映像にBCが車名を付けた。今後18カ月に12の新型車を投入することを明らかにするとともに、その12の車種がシルエットで示された。動画に出てきた「M」はインド向けにまもなく投入されるコンパクトSUVのマグナイトと推測される

 

AtoZとは、アルファベット26文字の最初から最後……!? 意味するところは!?
 そう、この18カ月で日産が送り込む12の新型車のネーミングを意味しており、「A」は2020年7月に正式発表する「ARIYA(アリア)」のこと。

 

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NISSAN NEXT From AtoZ」の「A」が昨年の東京モーターショーで初公開されたピュアEVのアリア

 

■Zは不滅! ついに日産本体がその開発を明言

ならば当然だが「Z」の意味するところは、「フェアレディZ」だ!

 

 アルファベットの順に次々に車名とともにシルエットで現れる”新型車”。そこには2020年6月30日に国内で発売開始される「キックス」の姿もあったし、新型と思われる「ノート」のシルエットも確認できた。

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2007年に発売された現行型フェアレディZ。2020年で生誕50周年を迎えた

 

そして、満を持すように最後の一文字「Z」。ロングノーズ&ラウンドファストバックのシルエットが走り、クォーターピラーには「Z」のエンブレムが映し出される! 2021年末までにフェアレディZが新車種として投入されることを明言した瞬間だ。

 

 さて、この「新型Z」はどのようなクルマなのか? BCスクープ班はさっそく日産の開発現場に近い人物に接触し、証言を得た。

 

「これはベストカーさんがこれまで存在を伝えていたビッグマイチェンで間違いないでしょう。ノーズの形状やキャビンの位置関係などからも、現行Z34型のディメンジョンが読み取れます。一方、ノーズ先端の形状やリアクォーター、特にリアデッキエンドの形状は現行型と大きく形を違えています。これまでにお伝えしてきた、エクステリアに大きく手を入れたマイチェンモデルだと思います」と分析する。

 

 また、内容的にはスカイラインに搭載する304ps&405psのV6、3Lツインターボ搭載で間違いなしだとの証言も得た。

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スカイラインにも搭載されるV6、3ℓツインターボを新型Zに搭載する。304ps/40.8㎏m仕様と405ps/48.4㎏m仕様が用意されるのはスカイライン同様だ。トランスミッションは7速ATに加えMTも設定

 

あくまでもビッグマイチェンだが、大幅なスキンチェンジを実施することで、古くなった現行Zのイメージを一新する狙いからフルモデルチェンジの扱いにする可能性もあるという。いずれにしても、Zは2021年晩秋までには「新型」となって我々の眼前に姿を現すことになる!

 

 これまで沈黙の時期が続いた日産。2021年の動向が楽しみだ!